クラウドって、無口で、ブアイソで、何考えてるかわかんない。
なんか結構何でもできるし(言わないけど)強いし(口に出さないけど)
実は結構優しかったりするかもだし(絶対言ってやるもんか!)。
でも、そんなクラウドがライフストリームから帰ってきて、こんなに変わってるなんて思わなかった。

「うぅ・・・死ぬー・・・」
「ユフィ・・・・耐えろ」

特に変わってるのが、ここ。
あたしと同じくらいの乗り物酔い。
デッキに出て、あたしは手すりに寄りかかって、クラウドは壁にもたれてる。

「クラウド・・・乗り物弱すぎ」
「うるさい。ユフィもだろ・・・」
「あたしはいーのー・・・」

クラウドは上を見て、あたしは下を向いてる。
あいつは男だし、無口だし、意外にも筋肉ついてるし、あんなにでっかい剣持てるし、無口だし。
それに、ブアイソだし・・・。

「クラウドってさ」
「・・・?」
「チョコボ好き?」

気持ち悪い中振り返って聞くと、クラウドもあたしの方を見ていた。
驚いた顔をして、少し顔を顰めた。
・・・やっぱり顔蒼いなー。

「好きじゃない」
「じゃあ嫌いなわけ?」
「・・・嫌いってわけじゃないけど」

普段チョコボ頭ってからかわれてるから良い思いはしないのかも。
あたしは大好きなんだけどな・・・チョコボ。
ふわふわの毛並みも、愛嬌のある顔も。
こんなにも違うのに、数少ないあたしとクラウドの共通点。
少し笑うと、クラウドが変な顔で見てきた。失礼なやつ。
でも怒らなかった。そんな気力もなかったし、それに・・・―――。

「・・・どうしたんだ?」
「べっつにー」

少しだけ嬉しかったなんて、絶対言ってやるもんか!







でも意外に一番似てたりする・・・かも。