セフィロスが、私に剣を突き立てた。
痛みは、不思議とない。
ただ、みんなが私を呼ぶ声が聞こえる。


私、死んじゃうんだね。


そう思うと自然と目を閉じた。
閉じる直前、クラウドの表情が見える。
今までみたことないくらい、目をまんまるにした表情。
初めて見たな、その表情。
もっともっと、クラウドの色々な表情見てたかった。

いつもはぶっきらぼうで、無愛想。
返してくれる言葉も少ないけど、
でも、たまに・・・ホントにたまぁに、笑ってくれた。
大笑いしたクラウドなんてみたことない。
でも、ちょっと寂しい微笑みを浮かべる。
クラウドが、満天の笑みを浮かべたトコ、見たかったなぁ。
その時、みんなで居られたら・・・凄く幸せだったのに。



でも、私は死んじゃう。



『んじゃ、デート一回!』
ふと、あの人の言葉が頭の中に浮かんできた。
綺麗な色をした、明るいあの人。
どうしてだろうね。
クラウドとは全然違うのに、二人、とっても似てた。

『・・・わかった。会いに行く』

あの人と交わした最後の言葉。
電話越しだったけど、確かに届いたあの人の声。
色々思い出す、みんなのことと、あの人のこと。
89通の手紙、1通でも届いたかな。
私のささやかな願い、見てくれたかな。


どうしてだろうね、なんだか、君のことばっかり。
ねぇ、ザックス・・・。




死んだら、君に会えるかな。







クラエアも好きだけどやっぱりザクエア派。